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必ず一番上に花が咲きます

2019年7月29日 08時40分

よりたかい確率で子孫を残す工夫;ホウセンカ

常に一番高い位置に花が咲いている

一番最初に咲いた花は、すでに実になって中に種ができています。その実が一番大きいものが一番下についています。つまり、一番先に花が咲いたのは、今は一番下にあります。

その後、どんどん背を伸ばし、初めの花の上にそのまた上にと順々に花をつけていきました。その結果、早く咲いたものから順に実になっていきますから、下の実ほど大きくなっています。

そして今も一番高い位置に花をつけています。

これは多くの植物でも見られますが、より高い位置で目立つ花になることで、受粉を手伝ってくれるミツバチや鳥などを呼んでいるのです。

ほうせんか、なかなかやります。

「タンポポの知恵」ならぬ「ホウセンカの知恵」です。

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